CHRISTIANITY



 VOVにおいて、メンバーは約180人在籍していますが、そのうちクリスチャンは2〜3割であって、キリスト教以外の思想や宗教観があることも認め合っています。
 しかし、VOVでは、ゴスペルミュージックが黒人奴隷のイエス・キリストとの出会いによる感謝と喜びの賛美歌である事実を基盤に”Music””History””Christianity”を切り離すことのできないものと位置づけています。
 よって、毎月2回の定期リハーサル(練習)においては、メンバーの会員に配布されている新約聖書を用いて、ゴスペルやキリスト教について学ぶ時間(ゴスペルスタディ)をメンバー全員で共有し、また、ゴスペルがキリスト教の神への『賛美』であることを分かち合い、練習の最初と最後には必ず『お祈り』をしています。


 VOVは名古屋を中心とするこの地域のキリスト教会との関係も大切にしてきました。
 幸い、これまでに多くの教会から暖かいご支援を頂いて、VOVは1999年から今も活動を続けることができています。
 受け入れていただいた多くの教会のみなさまには心より感謝しています。
 そしてこれからもこの地域の教会やクリスチャンの方々にVOVの活動を理解していただき、みなさまのお役に立っていきたいと願いっています。


 私たちにとって、ゴスペルはただの音楽の1ジャンルではありません。特にクリスチャンにとっては、自分の信仰の表現であり、神への賛美・祈りにほかなりません。
よって、コンサートの中では、クリスチャンのメンバーが信仰を表現したり、聖書やイエス・キリストのお話をしたりすることがあります。
 しかし、これは決してみなさまにキリスト教信仰を強制するのもではありません。
その中からゴスペルの素晴らしさをただ感じていただければ幸いです。

 ゴスペルミュージックを大勢のメンバーがひとつの声、ひとつの気持ちになってOne Voiceで歌うこと・・・・。
 VOVは、それぞれの個性や価値観は多様ですが、それを認め合い、心をひとつに合わせて歌い続けていきます。
 また、VOVが、黒人奴隷の歴史とキリスト教との関わりを大切にしつつ、さまざまな『壁』を乗り越えてお互いの架け橋となれるよう、活動していきます。

 どうぞご理解をいただけますようお願いします。



2008.9.13改訂




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